【ブログ】ポール・ケアホルム展

【ブログ】ポール・ケアホルム展

STAFF

こんにちは。

管理部のIです。

 

先日、パナソニック汐留美術館へ

「ポール・ケアホルム展 時代を超えたミニマリズム」を見に行ってきました!

 

ポール・ケアホルムは、20世紀デンマークを代表する家具デザイナーで

その設計へのアプローチから“家具の建築家”とも称された人物です。

 

現代ではロープライスであったり、見た目が優先されて使い心地が伴っていない

というような家具も多く溢れている時代のなかで

ポール・ケアホルムの家具は、素材の特徴を最大限に活かしながら

無駄がなく計算つくされた作品が特徴です。

 

 


 

 

会場には多くのチェアやテーブルが並んでおり大変見ごたえがありました。

展示スペースは、壁床天井、展示台まで全てがブラックで統一された薄暗い空間で、

家具に対してスポット照明があてられている大変シンプルなものでした。

展示台が少し高くなっていて、下からも家具の構造(裏側)をのぞき込める点もこだわりを感じました。

 

後から調べると、建築家の田根剛さんが会場構成を手掛けたものらしく

「忙しい東京では、それくらい環境を遮断しないとケアホルムの美は見えてこないと思ったのです」

とのこと。ディスプレイ業として、とても勉強になります。

(参考:モダンリビング「【速報】北欧デザインの巨匠ポール・ケアホルム展の見どころは?グッズ紹介も!」

 

 


 

 

何となくかっこいいから、お洒落だから、というのではなく

素材×構造×デザインを知り尽くし、計算した上で更に無駄を落とし、

この形がベストというこだわりが、シンプルで繊細な家具から見て取れます。

 

展示の中にポール・ケアホルムの名言も散りばめられており

「基準を持つことが必要です。私たちが家具を判断するとき、参考にすべき真理が必要なのです」

という言葉が心に残っているのですが

きっと、家具設計に対して1ミリ単位まで、なぜその寸法なのか説明できる人物だったと思います。

 

 

展示の最後には、実際の家具に腰かけて絵画を眺めるスペースがありました。

座ってみると、腰が包み込まれるような、気持ちのいい座り心地。

そのこだわりのデザインを体感することができました。

良い椅子って本当に座り心地がいいんですよね。

 

※こちらだけ撮影可でした(見てくださいこの無駄のないフォルム!)

 

 

MBTI診断ではINTJ、理論と根拠好きと言われる自分にはファンになる要素がありました

INTJの皆さんはきっと好きになること間違いなしのデザイナー(?)

ポール・ケアホルムの家具にぜひ触れてみてはいかがでしょうか。

現在も、フリッツ・ハンセンにて製造がされています。

 

いつか、こんな素敵なインテリア家具を自宅に置いてみたいものです。

 

 

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