【ブログ】夏といえばホラー映画

こんにちは。
埼玉工場 制作部のMです。
そろそろ夏も本番という事で僕の最近見たホラー映画について話したいと思います。
今回は、公開当初から話題になった
ホラー映画『スマイル』(2022)と、続編である『スマイル2』(2024)を観た感想を、
ざっくり書いてみたいと思います。
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■ 『スマイル』(2022):不安を“笑顔”で包んだ異色の恐怖
まず1作目。
内容は、心の傷を抱えた精神科医が、「笑顔の呪い」ともいえる奇妙な連鎖に巻き込まれていくというもの。
正直、ジャンプスケアは多めですが、ただビックリさせるだけでなく、
「不安」「トラウマ」「心の病」といったテーマを根底に感じるホラーになっていて、
思っていた以上に重かったです。
“にこやかに笑っているのに、目が一切笑っていない”という演出が絶妙。
あの笑顔、ほんとにトラウマになりそうです。
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■ 『スマイル2』(2024):呪いは続く、でも視点が変わる
続編となる『スマイル2』では、別の登場人物を主人公に据えつつ、
1作目の出来事を土台にして新たな物語が展開されます。
「この呪い、終わらせられるのか?」という、前作の不気味な疑問がさらに深掘りされていきます。
2作目の見どころは、ホラー描写がさらに強化されつつ、キャラクターの“内面”がより丁寧に描かれている点。
ただ怖がらせるのではなく、「恐怖」と「罪悪感」「自己嫌悪」が結びついたような、
精神的にえぐってくるような内容でした。
あと、音の演出が相変わらずズルいです。あれは心臓に悪い(笑)。
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■ 感想まとめ:笑顔は“安心”とは限らない
『スマイル』シリーズの怖さは、「人の表情」がテーマになっている点にあります。
普通、笑顔って“安心”“友好”の象徴じゃないですか。
それが真逆の「不安」「狂気」の象徴になるだけで、こんなにも恐怖が増幅されるのか…と感心しました。
人間の精神的な弱さや、抱えている“何か”が具現化されていく流れは、
Jホラーにも通じる部分があり、海外ホラーでありながら日本人にも刺さる作風だと感じます。
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■ これから観る人へ
ジャンプスケアが苦手な方はちょっと注意が必要ですが、
ただの「びっくりホラー」ではない、“じわじわ系心理ホラー”が好きな方にはかなりおすすめです。
あと、観終わった後、人の「笑顔」がちょっと怖く見えるかもしれません。
でもご安心を。それが正常な反応です(笑)
以上、制作部Mでした。
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