【ブログ】VMD-魅力あるお店、ブース作りの法則-

こんにちは、デザイナーのKです。
今回は、お店作りで取り入れられている法則
「Visual Merchandising(ビジュアルマーチャンダイジング)」についてお話しようと思います。
略称「VMD」といいます!
聞きなれない法則・・・と思う方もいらっしゃるかもしれませんが
「視覚的な(Visual)販売戦略(Merchandising)」のことで
簡単に説明しますと、どのように商品を配置し魅せるか、来店者をお店に呼び込むのか、
行動してもらうのかを考え、戦略的に商品の配置や装飾を施し、来店者が商品を見やすく探しやすくする店舗づくりの法則です。アメリカで1970年代に作られた法則で、現在でも店舗作りで取り入れられています。
主に店舗作りで用いられるのですが、展示会で来場者にブース内に入ってもらい、展示物を見ていただく際にも活用できるため、この法則も取り入れつつブースを作ることもあります。
具体的には
こちらの法則には3つの考え方、魅せ方があります。
1.VP(ビジュアルプレゼンテーション)
来店者が興味を引くアイキャッチのポイント、ブランドの持つコンセプトやイメージを表現すること。
ショーウィンドウやお店の入り口など、 視覚的に注目されやすい場所で展開されます。
百貨店の入口にあるショーウィンドウを見て、「入ってみようかな」と引き寄せられた経験などもあるかと思いますが、そこにはVPが作用しています。
2.PP(ポイントプレゼンテーション)
ポイントで魅せること。
コーナーで分類し、コーナーの顔となるような魅せ方をします。
例えば店内に入ると、マネキンを置いたり、商品が美しく配置や掲示をされている箇所。
こちらは店内で来店者を足止めし、滞在させる時間を長くするための魅せ方です。
3.IP(アイテムプレゼンテーション)
商品をしっかりと吟味させ手に取っていただき購買意欲の向上を目的とした考え方です。
こちらは来店者に商品を見ていただく考え方ですので、見やすく、選びやすく、探しやすい陳列方法です。
例えば、アイテム別に商品を配置したり規則性をもって陳列したりします。
ポイントをまとめると・・・
この3つのポイントをもとに
「VPで入店率を高め、PPで滞在時間を延ばし、IPで購買行動につなげる」という考え方です。
展示会でいうと
「VPでブースに来場者を入れ込み、PPで滞在時間を延ばし、IPで商談につなげる」
といった感じでしょうか。
例として
https://mc-craft.net/works/interior-2202/
展示会ですと
https://mc-craft.net/works/expo-20231002/
この法則にはここには記載していない事もあったりするのですが、今回はここまでで。。
当社は内装も展示会も共に空間デザインに関することは、
幅広くお手伝いをさせていただけますのでよろしくお願い致します(^^)
上記で書かせていただいた内容は考え方うちの一例なのですが
このような考え方も取り入れつつ、来店者・来場者の購買意欲や
顧客獲得向上を考えたお店作りやブース作りをご提案させていただきます!
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